第19回茨城県キャンポリー(19IC) 情報
● 合同野営大会とは
●参加の主体は「団」です。
「合同野営」は、複数の団が同じ期間・同じ場所で、共通の活動プログラムをいくつか設けて野営をするというものです。
そして、その団の運営は、それぞれの団が行うことが原則としています。
そのため、それぞれの団に運営を司る「団本部」を置きます。
前回の18ICから、県キャンポリーは、「合同野営」での大会、すなわち「合同野営大会」として実施しており、今回の19ICも「合同野営大会」という形で実施することとしました。
また、県連では、今のスカウトたちに本当のスカウト活動を提供することを重点目標として掲げており、それを具体的に「標準団を目指す」という1つの方向を示しています。
そのため、それを具現化(標準団で活動し、隊の自治や対班競点等を体験する)するために、下記に示した「標準隊」を編成するために、(原則として)地区内で任意の複数団が集まって、それを参加の単位とすることとしました。
その単位を単独の「団」と区別するために「団グループ」と呼びます。
それを『県キャンポリー』という「大会」として行うために、県連では、大会全体を司るために大会本部を設け、大会全体の運営・調整や大会でのプログラムの提供、共用施設・設備等のインフラの整備、会場使用のルールづくりなどを行います。
この合同野営大会形式で大切なことは、大会本部が提示する共通事項は、細かいところまでガチガチに定めず、各団(団グループ)の主体性や裁量を損ねないことです。
つまり大会として実施する開会式や閉会式のセレモニー、参加者全体を対象とする活動プログラム等については、大会プログラムと位置付けていますので、大会に参加する参加者は、それに参加することが基本となりますが、それ以外の部分については、団に任されています。
また、大会中の施設の管理(例えばトイレの掃除)などは、それぞれの団・団グループの話し合いににより実行することになります(大会本部が主導することもあります)。
これらの共通事項以外の、各団・団グループに関すること、例えばキャンプサイトの整備(事前・大会中、事後)、食材等の調達、朝礼、点検、終礼、食事などは、それぞれの団・団グループ(もしくは参加隊)を単位として行うこととしています。
今後発行される「参加の手引」に掲載される「大会スケジュール」の表を見ていただくと、全体行事以外はほとんどが「各隊プログラム」となっており、それぞれの隊がプログラム(企画・計画・実施・評価反省のプロセスによる)を行うことになります。
そして、基本的生活日課は、大会ルールを守った上で各隊の裁量に任されます。
【大会実施要項より】
⑤ 参加対象スカウト
ボーイスカウト、ベンチャースカウト、ローバースカウト(ベンチャースカウトは参加隊の上級班長、
隊付または大会本部奉仕員として、ローバースカウトは参加隊の副長補または大会本部スタッフとして
参加します)
⑥ 参加単位
団または団グループとし、参加する各団は本大会における「標準隊(参加隊)」を組織して参加しま
す。
【本大会における標準隊(参加隊)の構成】
ボーイスカウト(18名~32名程度)
・ 班 数 3班〜4班/隊
・ 班 員 数 6人〜8人/班
隊指導者
・ 隊 長 1名
・ 副 長 若干名
・ 副 長 補 必要に応じて
・ 隊 付 必要に応じて(ベンチャースカウトが望ましい)
・ 上級班長 1名(ベンチャースカウトが望ましい)
※ 一つの団で標準隊を組織できない場合には、地区内の他の団と合同で標準隊をつくることになりま
す。その合同の団を「団グループ」と呼びます。
「団グループ」は、原則として「同一地区内で」組織します。隊長及び副長は、団グループを構成
する団から、適任者を、偏らないように選出します。なるべく早い時期に組織して準備を進めて下さ
い。
大会主旨にもあるように、本大会は標準隊である参加隊の一員としての班での活動の醍醐味を体感
することを大きな目標としています。ご協力をお願いいたします。