●部門のエキスパートになるための取り組み
- 今年度から3ヶ年の計画で取り組む事業の1つが、地区や県の副コミッショナーが、それぞれ専門部門を担当し、その部門の専門家になるための研究会の開催があります。
- なぜ、部門別に取り組むのでしょうか。ボーイスカウト運動においては、その「教育システム」にもある「象徴的枠組み」を利用して「ビーバー」「カブ」「スカウト」「ベンチャー」・・・という名称を使い、そこから受けるイメージやバックグラウンドとなる物語等を巧みに利用して、部門を設けて教育活動を行っています。
- そのため、スカウティングの原理原則は変わらないのですが、それぞれの対象とする年代のスカウトの特質に合わせた、部門独自の展開方法を用いて教育活動を行っています。これは子供達の年齢的理解能力に応じた表現、や身体的発達に応じた活動レベルや活動素材の選択、年代的特性を活かしたグループや動作等に特長が見られます。
- また、一方では、スカウティングの目的を達成するための一貫した教育システムがあり、それをきちんと運用していくことも要求されています。
- ところが、実際に隊指導者としてスカウトの指導にあたる方々は、自分の余暇を利用して参加されているボランティアです(コミッショナーももちろんボランティアですが・・・)。スカウト達との活動を行うための計画や準備、活動、記録、報告などの他に、自己研鑽のためのラウンドテーブルやいろいろな研修などで、月の土曜日・日曜日のほとんどがそれに費やされてしまっている中、ウッドバッジ研修と呼ばれる「隊指導者」として必須の研修も受けなければなりません。このウッドバッジ研修所は3泊4日の日程で行われますが、そこで多岐にわたる隊長の役割を知り、それが実践できる力を身に付けることはほとんど不可能です。
- 研修を修了して、実際に隊指導者としてやスカウトの前に立ったとしても、いろいろな疑問や問題が山のようにそびえてしまうことでしょう。ましてや、部門独自のことに加えて、スカウティングの一貫性をも理解して、プログラムを組み、スカウト達を指導することは、ボランティアに要求されている範囲を超えているかもしれません(それでも自ら苦労してそれらをやっていく指導者が後を絶たないのは、スカウティングそのものの魅力なんでしょうね)。たとえ何年もの経験を経たベテラン指導者だったとしてもなかなか満たせるものではありません。
- そこで、登場するのがコミッショナーなのです。「困った時のカミ頼み」ならぬ「困った時のコミ頼み」に対応できるだけの知識と経験と理解力と実行力を身につけており、問題の解決のためのアドバイスや、問題を起こさないための指導をしてくれ、進むべき道が見つからないときの道しるべになってくれるのです。このコミッショナーがいるおかげで、隊指導者たちは、安心してスカウティングを行えるのですね。
- そのために、地区コミッショナーは、全ての部門の、また副コミッショナーは担当の部門について専門家であり、エキスパートであることが求められるのです。それができて初めて、隊指導者とコミッショナーの信頼関係が生まれてくるのです。
- 茨城県連盟では、残念ながら今までその体制が不明確になっていました。そこで、今年から3ヶ年をかけて、各コミッショナーが自分の担当する部門について、専門家であり、エキスパートであるべく様々な角度からの研修を行っていくことになった訳です。それぞれのコミッショナーは、本来のコミッショナーとしての業務を行う一方で、書籍や文献研究を行い、更には、提示されたテーマと課題について研究し、年間5回の会合でそれを発表して、共通理解をはかっていきます。とても大変な3ヶ年になることでしょうね。ですが、キラキラと輝くスカウトの目を見たいがために、全てのコミッショナーは使命感に燃えて取り組んでいきます。みなさん、ご協力と応援をよろしくお願いいたします。
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●女子スカウトの位置づけ・指導法についての研究
- スカウティングへの女子スカウトの加入が可能になって以来、実は女子スカウトに関する研究が、組織的にほとんど行われていませんでした。そのため男子指導者の女子スカウトに対する適切な指導が不十分で、直ちに検討することが重要との判断で、「女子スカウト・女性指導者担当」の県副コミッショナーを設けて、地区の女子担当地区副コミッショナーをの協働で、現状を把握し、対応・研究することにしました。
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●プログラム委員会との連携
- ○班制教育についての研究
- ・班が機能しているのか(人数、役割分担)
- ・班長訓練、班長会議をおこなっているのか
- ・班に自治性はあるのか
- ○進歩制度についての研究
- ・ちかいとおきてはどの様に位置づけ指導しているのか
- ・ターゲットバッジと技能章の違いは理解されているのか
- ・ベンチャープロジェクトとは何か
- ・スーパーカブをどう取り扱うのか
- ・なぜ進級しないのか
- ○プログラムについての研究
- ・スカウトのニーズを反映したプログラムなのか
- ・隊長はどのようにニーズを引き出しているのか
- 等々
●アダルトリソーシス委員会との連携
- ○指導者についての研究
- ・なぜ若い指導者が育たないのか
- ・なぜ、定型外訓練への参加者が少ないのか
- ・指導者は、自分の任務を知って活動しているのか
- ・任務に対する実施結果をどう評価するか
- 等々
●総務委員会・組織コミュニケーション委員会との連携
- ○組織についての研究
- ・スカウト人口統計、男女別、退会率、加入率の推移と傾向
- ・今後の加盟員増加のための施策は
- ・なぜスカウトが集まらないのか
- ・地区・県連等の指導者等へのサービス体制はどうなっているのか
- ・地区の偏差についてはどう対応するのか
- ○コミュニケーションについての研究
- ・スカウトや保護者、成人加盟員への情報をどの様に伝達するのか
- ・スカウティングを普及するための広報とは何か
- ・社会はスカウティングに何を求めているのか
- 等々
●コミッショナーニュースの発行
- 現在は、指導者に対する情報(隊活動に役立つ情報、自分を高めていく情報等)が少ない状態が続いています。そのため、これから年6回(隔月)で、県コミグループと地区コミグループが、その時行っていること(活動、研究、取り組み等)や、スカウティングに関するいろいろな情報(部門別)を、指導者の皆さんに提供し、対活動等に役立てて行きます。
- ○コミッショナーニュースの内容(案)
- ・県コミグループ 1ページ
- ・各地区コミグループ 各1ページ(計7ページ)
- ・部門別活動役立ち情報 各1ページ(4ページ)
- 計12ページ
- PDFで送付すると共に、県連ホームページで閲覧、ダウンロードできるようにしたいと考えています。
●県コミの地区訪問
- 上に述べた、様々な問題・課題に対して、県連と地区とがその解決・解消のために協働していくにあたって、共通認識と共通理解を持つために、県コミグループが各地区の地区委員会もしくは地区協議会を訪問し、今後コミッショナーが何をどの様に行っていくのかを説明すると共に、それらに対する協力をお願いにあがります。
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| 地区名 | 日時 | 場所 | 席上 |
| 1地区 | 4月23日 17:00-19:00 | 日立市諏訪コミュニティセンター | 地区協議会 |
| 2地区 | 6月18日 | 未定 | 地区委員会 |
| 3地区 | 4月16日 18:30-19:30 | 岩間町 | 地区協議会 |
| 4地区 | 4月29日 10:00-12:00 | 千代田中央公民館 | 地区委員会 |
| 5地区 | 未定 | 未定 | 未定 |
| 6地区 | 6月25日 | 未定 | 未定 |
| 7地区 | 6月11日 | 未定 | 地区委員会 |
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