コミッショナーとは
   

コミッショナーって何?

 コミッショナーは、英語で「Commissioner」と書き、政府・行政などで代理権限のある弁務官・行政官などを指し、またプロ野球やボクシングなどのスポーツの分野では、その統制をとる最高権威者の職名として知られています。
 スカウト運動においては、全国組織・地方組織(県連盟、地区)において特に教育部門の指導にあたる役員を指しています。

 日本のスカウト運動においては、世界スカウト機構・日本連盟・都道府県連盟の方針と規定に従ってスカウト運動が展開されるように指導・助言を行い、教育・指導面の推進者、責任者としての任務を担っています。
 茨城県連盟では、それぞれの任務に応じて、県連盟コミッショナー、地区コミッショナー、団担当コミッショナーのコミッショナーを置いています。特に団や隊の指導者と直接的に関わるのは、地区コミッショナーと団担当コミッショナーです。具体的に任務は後述しますが、「規定に従ってスカウト運動が展開される」ように指導・助言するということは、言葉を返せば「指導者がスカウト行っていく上で、わからないことがあれば、いつでも相談にのり、明確な回答・解決方法を提示できる」と言うことです。そのために、コミッショナーは常に研究・研鑽をしています。

 スカウト運動を木に例えると、団は「幹」で、隊は「大きな枝」、班や組は「小枝」そしてスカウトは「葉」でしょうか。コミッショナーは、その葉が大きくたくさん丈夫に育つよう、どんどん養分や水分を吸い上げ、幹や枝に送り届けるための「根っこ」です。そして、大地(社会)にしっかりと根を張り木(スカウト運動)を支える「根っこ」でもあります。
 スカウト運動の目的である「青少年が個人として、責任ある市民として、地域、国、国際社会の一員として、身体的、知的、社会的、精神的な潜在能力を十分に達成するよう彼らの発達に貢献すること」を具体的に実現するために、スカウト達に良い環境を整備し、良い資質を身につけ伸ばすための教育プログラムや教育方法を提供する「団」や「隊」の指導者のために、親身になって支援をするのがコミッショナーの役目です。ですから、どんな些細な疑問や問題が生じたら、地区の担当コミッショナーに相談してください。

コミッショナーの任務

 規定によると「地区コミッショナーは地区委員会のもとで教育・指導面について円滑な推進をはかり、その結果について地区委員会に対し責任を負う(教育規定4-22)」とあります。
 そのために、地区コミッショナーは、地区副コミッショナーと協力して、地区の各種委員会及びそれぞれの部門に対しては、スカウトへの教育・指導者への指導という見地から関わり、また、団担当コミッショナーと協力して、団においては、団運営、隊の指導・運営という視点から関わります。

 ここに地区コミッショナーを中心とした任務と関係を図示します。