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カブスカウト活動の組・隊活動
- カブスカウトの活動とは
小学2年生9月から5年生の、児童前期に相当する少年少女たちを対象としたカブスカウトの活動は、この年代の少年少女に合わせたプログラムを提供しています。
その内容は、単に子ども達を楽しませるだけのものではなく、少年少女たちの一生を豊かで、一層素晴らしいものにしようという、深くて大きいものです。
- 組の活動
いわゆる「ギャング・エイジ」と呼ばれるこの年代の自然な集まりを「組」という単位でまとめています。
少年少女たちの集まりの場を動物の巣に例え、その意味を表す英語のデン(Den)という言葉を組に使い、組は標準6人の少年少女たちと、デンリーダー(保護者役)とデンコーチ(兄貴姉貴分)によって構成されています。
組の集まり(組集会)は、各隊およびプログラム内容によって異なりますが、毎月1〜3回、組ごとに公民館や集会場で開催したり、隊集会の中で各組に分かれて開催したりします。組集会では、デンリーダーやデンコーチと組長を中心にテーマに基づいた少年少女たちの興味をひくプログラム(ゲーム、歌、工作、運動など)が行われます。
- 隊の活動
カブスカウトの組が1つだけで集会を開催するだけではなく、月に1度は他の組と一緒に集まって活動することで、その組の活動がより活発になり、また、組員相互の仲間意識が高められます。そのために、標準では4つの組が集まって「隊」を構成し、隊としての活動である「隊集会」を行います。
- 組長、次長の役目
各組では、組活動の中心となる者として、組員の中から組長、その助手として次長を選びます。カブの1組6人は、各学年それぞれ2人ずつになっていると理想的です。
カブスカウト隊のプログラム
カブ隊のプログラムは、@個人のプログラムと A組・隊のプログラム とがあります。
個人のプログラムとは、カブスカウトである少年少女が、余暇を活用して、家庭で保護者の協力のもとに行ったり、集会に参加することで行う「修得課目(カブブック課目)」と「選択課目(チャレンジ章課目)」を履修することを言います。そして、この個人プログラムを履修しようとする意欲を刺激したり、集団でなければ実践したり体得したりすることのできない、多くの成長に繋がる要素を学ぶ場として、組や隊のプログラムがあります。
組や隊のプログラムは、年間計画会議によって、その概要が決められます。この会議は、カブ隊の指導者が全員参加して、新年度の隊運営の概要を決め、新年度の活動目標やテーマ、年間のプログラムの概要を決めて、計画的に活動が行えるようバランスに配慮してスケジュールを立てるものです。
この時決められたテーマに基づいて、プログラムを実施する前にリーダー集会をを開催し、隊集会・組集会実施の具体案を検討していきます。テーマ・プログラムの内容によっては、保護者、団委員、他の隊の指導者、有識者等にプログラム委員をお願いし、プログラムの立案に関してのアイディアやヒントを出してもらったり、集会の実施において協力してもらうこともあります。
カブスカウトの進歩と家庭
- 進歩課程の組立とカブブック
ビーバー隊からの上進者および新たにカブ隊に入隊する少年少女は、「りすの道」の課目を履修します。 そして学年に応じて「うさぎ」「しか」「くま」の各課程のカブスカウトとなり、それぞれの課程の進級章(ステップ章)を着用します。
また、「りすバッジ」、「うさき」「しか」「くま」の各ステップ章を付けたカブスカウトをそれぞれ「りすスカウト」「うさぎスカウト」「しかスカウト」「くまスカウト」と呼びます。

カブスカウトは、個人のプログラムとして、「修得課目」と「選択課目」の履修を行います。この2種類の課目を「進歩課目」と呼びます。これこそ、カブの少年少女たちの進歩計画であり、その内容はカブブックに収録され、公開されています。彼らは計画にしたがって「うさぎ」「しか」「くま」のそれぞれの課程のカブブックを履修します。このカブブックの履修は、どのページからでも自由に選んで始めてよいのです。
そして、修得課目を完了すれば(「完修」といいます)、それぞれの課程別に色分けされた完修章(クリア章)を進級章(ステップ章)の下に着用します。これはカブ隊在籍中ずっと着用するので、どの課程の修得課目が完修しているかがわかります。
選択課目(チャレンジ章課目)は全課程共通で、少年達の個性を伸ばす導入として「出来た」ことが実感でき、継続して「やる気」を起こさせるもので、現在39課目があります。各課目で決められた細目を履修するとチャレンジ章が着用できます。
修得課目は、それぞれの年齢水準に適合させ人間形成の基本となるものを含んでおり、完修することが目標です。一方、選択課目の方は、深みのある幅広い人格技能の基礎作りを年齢相応にめざしており、好きなものを選んで履修します。
上進章課目は、くまスカウトが小学校5年生になってから履修するもので、カブスカウト活動の積極的なかかわりへの激励とボーイスカウト隊への上進意欲を高めることを目標に設定されており、課目を履修すると上進章が着用できます。これはボーイスカウトに上進する準備が出来ているというしるしです。
- 保護者の協力
カブスカウトの進歩には、保護者の協力が不可欠の要素となります。カブブックには保護者がサインするところがありますが、進歩課目には、家庭での日常生活でできるものが多く含まれているため、保護者の承認が必要となります。
進歩課目によっては、カブスカウト活動は家庭に持ち込まれますが、組や隊の集会にも家族の参加をお願いしています。カブスカウト活動は、カブ隊の指導者やカブスカウトたげのものではなく、カブスカウトの家族全員を含めた活動をねらっています。子どもの正しい成長には、家族全体の働きが必要であることは言うまでもないことですね。
保護者は、カブ年齢の子どもにさせたいこと、子どもがしたいことをプログラム委員になって、カブ隊のプログラムへ反映・協力することができます。また、デンリーダーや隊の指導者として参加することもできます。