現代の子供たちには、生命を尊重する心、
他の者への思いやりや社会性、論理感や正義感、美しいものや自然に感動する心など
「生きる力」を育む心の教育の必要性が指摘されています。

子供の教育に関して言えば、とくに青少年問題が社会の関心を集めている今日、
子供達をいかに、より良い方向に導いていくか、という点において、
その教育は地域に目が向けられてします。

平成14年度から完全学校週5日制が実施され、子供たちにとって
ボーイスカウト活動の果たすべき役割はきわめて大きく、
社会の期待に応える責任と、使命があると考えます。
そして、ボーイスカウトの様々な活動を通して
地域社会での社会奉仕体験や自然体験などを経験させ、
青少年の健全な心と体の育成に貢献できればと思っています。




それでは、これからボーイスカウト運動を詳しくご紹介していきます。↓↓↓  ●難しいのはダメという方は【こちら】をどうぞ。

  ボーイスカウト運動って?
 自立心のある健全な青少年の育成を目指した、世界的な社会教育運動です。
 この運動の目的は「青少年が個人として、社会の一員として肉体的、知的、情緒的、社会的、精神的資質を十分に発達させる」ことで、成人の援助によりそれを成し遂げ、社会人となって、より良い世界(社会)作りに貢献することです。
 もっと具体的に言うと
・自主性を持った・・・・・自分で決定を下して人生を切りひらく人間
・責任感の強い・・・・・・自分が引き受けたことを責任を持って成し遂げるため、決断を下してなおかつ結果も予測することができる人間
・主義主張を持っている・・しっかりとした価値観を持ち、それに従って生きるよう努めながら、さらに自分を高める主義や理想を持ち続ける人間
このような人間を世の中に送り出すことです。
 ボーイスカウトの特長と言われる、キャンプやハイキングなどの野外活動、募金や清掃・慰問などの奉仕活動、楽しく実践しながら取り組む進歩課目、班や組といった小グループでの活動等は、それらを身につけるための手段として行われています。

 この運動は、1907年にイギリスのベーデン-パウエル卿によって始められました。というよりは、ベーデン-パウエル卿は「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を書ました。その中で少年達の旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちの自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。その本を読んだ少年たちが、自らボーイスカウトの隊を作り活動を始めたのです。それがボーイスカウト運動の始まりです。ベーデン-パウエル卿はその少年達に要請に応えて表舞台に出てきたのです。

  どんな教育方法なの?
 さて、次はボーイスカウトの教育方法についてお話しします。
 スカウト活動が、他の社会教育団体と違っているのは、しっかりとした教育体系を持っていることです。またスカウトが自らの意志で参加していると言うことです。
 スカウト活動は、参加した青少年に対して「自分はいかにあるべきか」を求めます。これは結果として(後で)こうなったではなく、今、この瞬間瞬間に自分はどうするべきかを考え、それに対して行動を起こすと言うことです。そのひとつひとつの積み重ねが、人を育てる上で非常に重要と捉えているからなのです。
そのために、スカウトたちは活動を通して次の4つのことを「習慣」として身につけていきます。
個人的関与・・・・・・・・・自分の理想的な成長に自発的に関わる
自らの人生に責任を持つ・・権利を主張し義務を負う、個人的目的を設定し、障害を克服する。創意工する能力を発達させ、いつでも責任を持つ
いま、行動する・・・・・・・・責任、約束、技術の修得、個人の発達、他の人との関係を経験する
自己学習を進める・・・・・・・実行力と責任感を持った有能な成人になるため、今、自主、責任、実行、自由、支援することを続ける


 なんだか難しくなってしまいました。
 では次に、どの様な教育方法が用いられているかを説明しましょう。スカウト活動では、次の7つの特徴的な方法が用いられています。
「ちかいとおきて」の存在
 スカウトたちが、社会生活をするにあたっての「きまり」であり、「行動における価値基準」であり「生活信条」となるものがこれです。
小集団の活用(チームシステム)
 班・組と呼ばれる6〜8人の異年齢のスカウトで構成される小グループが活動の単位です。ここでスカウトたちは、自分の役割を果たすことで自発性や責任感を、班・組のために行動することで協調性やチームワーク、リーダーシップ等を、先輩が後輩を教えることでより深い知識と技能を、そして班や組が競い合い切磋琢磨していくことで、更に高度で深い人間関係が養なわれ、高度な活動へと発展していきます。
実行によって学ぶ
 知識や技能を自分のものにしていくには、実際に行ってみることが大切です。また、自分一人だけでなく、集団の中で起こる出来事やお互いの関係からも多くの事が学ぶことができます。そして何よりも将来成人になったとき、高いレベルでのバランスがとれているように、さまざまな領域の発達ができるような教育プログラムを提供しています。
象徴的枠組み
累進的体系
自然での生活
成人と青少年の協力